久留米の整骨院、純心整骨院です!
日頃から頭痛でお悩みの方で頭痛が出る度に頭痛薬を飲んで対処してきたが飲む頻度が増す度に薬の効き目が効かなくなってきてる気がする・・。そんな経験はないですか?
現在、頭痛に悩まされている方の割合は約4人に1人の割合で悩みを抱えている方がいると言われています。
頭痛を抑えるための市販の鎮痛剤としてよく使われている薬として「イブ」や「ロキソニン」などが多いのではないでしょうか。最寄りのドラッグストアなどで誰でも手軽に購入できるため、急な頭痛にも対応できます。
しかし、薬を飲んでも効かないこともあります。今回は、その理由について説明していきます。
関連記事→【なぜ頭痛がおきるのか】【気圧の変化でなぜ頭痛が起きるのか】
頭痛薬が効かない原因
頭痛薬などが効かない原因は大きく3つあります。
①薬を飲むタイミングが良くない
痛みを我慢して、痛みが強くなってきてから飲んでませんか?痛みを我慢して強くなってから服用しても体の中で痛みの原因物質が増えてしまい鎮痛薬が効きにくくなる場合があります。痛みが出始めたくらいのタイミングが良いです。
②頭痛薬の使用頻度が多い
頭痛薬の使用頻度が月に10回以上を超えると、「薬物乱用頭痛」になってしまうリスクが上がります。頭痛薬を過度に使用している場合、逆に頭痛がひどくなる場合があります。
薬物乱用頭痛は薬を中止すると、徐々に治っていき2週間程度で治ることがほとんどです。
③頭痛薬が合っていない
頭痛薬と一言で言ってもその種類は多数存在します。その1つ1つで作用時間や効果の強さなど効果も様々です。たくさんある頭痛薬から自分に合った頭痛薬を探すことも有効な手段を言えます。
あくまで、頭痛薬は痛みを一時的に抑えるものです。そのなくなった痛みが治ったということではありません。
頭痛がでてしまっている原因の首~肩にかけての筋肉の緊張であったり、姿勢の歪み、猫背などの場合や重大な病気が原因の可能性もあります。
頭痛薬の種類
1.非ピリン系鎮痛薬
イブに含まれているイブプロフェンやロキソニンに含まれているロキソプロフェンもこの「非ピリン系鎮痛薬」に分類されます。痛みの原因物質であるプロスタグランジンが産生されるのを防ぐ効果があるので痛みを感じはじめた段階で使用するのが良いです。
しかし、プロスタグランジンは胃の粘膜を保護する作用もあるので胃を痛めることもあるので注意が必要です。
胃が荒れるのを防ぐために胃を保護する成分を配合している頭痛薬もあります。
2.ピリン系鎮痛剤
非ピリン系鎮痛薬よりもさらに高い鎮痛効果を発揮する薬剤です。市販の薬に使用されているのは非ピリン系鎮痛薬の中でも安全性の高いイソプロピルアンチピリンのみとなっています。
高い鎮痛作用がメリットとなる薬剤ですが、デメリットもあり非ピリン系鎮痛薬に比べると薬剤アレルギーを起こす可能性が高いのでアレルギー体質の方は注意が必要です。
市販品はアセトアミノフェンやカフェインを配合しているものが多いです。
3.漢方薬
頭痛薬のイメージがあまりない漢方薬ですが、頭痛に効果がある漢方薬もあります。
風邪にかかりはじめに飲むことがある葛根湯(かっこんとう)は筋肉の緊張を緩める効果があるため、肩の筋肉の緊張やそれに伴う緊張性頭痛に使用されます。
頭がズキズキ痛むような片頭痛には血液のめぐりをよくする呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が効果があると言われています。
その他にも、高血圧傾向にありめまいを伴うような頭痛には釣藤散(ちょうとうさん)が効果があります。
漢方薬のメリットは他の頭痛薬と合わせても効果が重複するわけではないので併用が可能ということと、胃に負担が少ないため、従来の頭痛薬が効きづらい場合は試してみるのも良いかもしれません。
頭痛薬を使用する際の注意点
頭痛薬の中には、喘息を誘発するものもあるので喘息を持っている方は市販薬を購入する際に薬剤師の方に相談されることをおすすめします。また、頭痛薬の使用頻度が1ヶ月に10回以上の方は「薬物乱用頭痛」を引き起こすことがあるので使用頻度には注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?頭痛が出たときについ使用してしまう「頭痛薬」手軽で容易に使用できますが、その分の効果やリスクもしっかりと把握した上で使用しましょう。
頭痛の原因が筋肉の硬さや血液の循環の悪さ、姿勢の歪みなどが原因で起こる頭痛も多いです。
その場合は、しっかりとその原因を治療しましょう。
純心整骨院では、頭痛に関した治療がありますので頭痛でお悩みの方はぜひご相談ください。
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